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獅子丸
ふりがな文庫
“獅子丸”の読み方と例文
読み方
割合
ししまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ししまる
(逆引き)
『おいっ、
獅子丸
(
ししまる
)
』と、わざと呼んだ。おもしろ半分に、松明を振りうごかしてばかりいた小冠者は、清盛の
濁音
(
だくおん
)
をはね返して、
間髪
(
かんぱつ
)
に、答えた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帰朝する際、三器の内
玄象
(
げんじょう
)
、青山は無事だったが、もう一つの
獅子丸
(
ししまる
)
だけは海神の怒りを鎮めるため、海に投げたといわれる由緒のあるものである。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
と、日ごろ、父の目をくらまして飼っていたこの小冠者が秘蔵の
軍鶏
(
しゃも
)
——例の街の鶏合わせでよく勝って来る
獅子丸
(
ししまる
)
を、なんの惜しみもなく、自分でひねって、清盛のまえに、提げて来た。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
獅子丸(ししまる)の例文をもっと
(2作品)
見る
獅
漢検準1級
部首:⽝
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
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作者不詳
吉川英治