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紙一重
ふりがな文庫
“紙一重”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かみひとえ
80.0%
かみひとへ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみひとえ
(逆引き)
ながいこと相離れていた父と子の心が、いまこそ
紙一重
(
かみひとえ
)
の
阻
(
はば
)
むものもなく、ぴったりと互いに触れあうのを感じた。
城を守る者
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
教育のないひとたちの犯罪が
如何
(
いか
)
に多いかと云うことがよくわかりますけれど、このひとたちの犯罪も、全く、善悪
紙一重
(
かみひとえ
)
のふんぎりが
利
(
き
)
かなかった、ほんのささやかな、くだらないところに
新生の門:――栃木の女囚刑務所を訪ねて
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
紙一重(かみひとえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かみひとへ
(逆引き)
こゝの
障子
(
しやうじ
)
は、
幼
(
をさな
)
いものの
夜更
(
よふか
)
しを
守
(
まも
)
つて、
寒
(
さむ
)
いに一
枚
(
まい
)
開
(
あ
)
けたまゝ、
霰
(
あられ
)
の
中
(
なか
)
にも、
父
(
ちゝ
)
と
祖母
(
そぼ
)
の
情
(
なさけ
)
の
夢
(
ゆめ
)
は、
紙一重
(
かみひとへ
)
の
遮
(
さへぎ
)
るさへなく、
机
(
つくゑ
)
のあたりに
通
(
かよ
)
つたのであつた。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
紙一重(かみひとへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“紙一”で始まる語句
紙一
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一重
一重瞼
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一重羽織
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一紙
“紙一重”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡太郎
林芙美子
江戸川乱歩
山本周五郎
泉鏡花