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濛気
ふりがな文庫
“濛気”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もうき
85.7%
もや
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうき
(逆引き)
我々は、突如
濛気
(
もうき
)
の一角を衝いて現れたる英国監視艦のために発見せられ、たちまちその集中猛火を浴びせ掛けられたのであった。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
濛気
(
もうき
)
の幕によろめくような機影を曳きながら飛んでいたが、おいおい高度をあげるにつれて、四方からコクのある雲がおしかさなってきて
雲の小径
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
濛気(もうき)の例文をもっと
(12作品)
見る
もや
(逆引き)
朝少し早く出かけて、
茅舎
(
ほうしゃ
)
林園の、尚
紫色
(
むらさき
)
、
濛気
(
もや
)
に包まれてる、清い世界を見ながら、田圃道を歩く心地の好いこと、それだけでも、獲物は
已
(
すで
)
に十分なのです。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
最初
(
さいしょ
)
は、
何
(
なに
)
やら
濛気
(
もや
)
でもかかっているようで、
物
(
もの
)
のけじめも
判
(
わか
)
りかねましたが、その
中
(
うち
)
不図
(
ふと
)
何所
(
どこ
)
からともなしに、一
条
(
じょう
)
の
光明
(
あかり
)
が
射
(
さ
)
し
込
(
こ
)
んで
来
(
く
)
ると
同時
(
どうじ
)
に、
自分
(
じぶん
)
の
置
(
お
)
かれている
所
(
ところ
)
が
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
濛気(もや)の例文をもっと
(2作品)
見る
濛
漢検1級
部首:⽔
16画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“濛”で始まる語句
濛々
濛
濛靄
濛濛
濛煙
濛〻
濛々漠々
濛々迷々
濛雲国師
“濛気”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
石井研堂
小栗虫太郎
橘外男
国枝史郎
吉川英治
久生十蘭
海野十三
寺田寅彦