“とがにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トガニン
語句割合
科人75.0%
咎人17.3%
罪人7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牢屋づとめをしておる者が科人とがにんとぐるになって、なんのことじゃ。ぬかせッ、ぬかせッ。ぬかさずば、もっと痛いめに会うぞッ
それが、何故なぜかというと、三誠社という馬車うまぐるまを扱う大きな運送店があって、その前身が、伝馬町の大牢の、咎人とがにんの引廻しの馬舎うまやだったというのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「おしよ! 亭主のあるものをそんな事して、もし私が何して御覧、それこそ私もお前も怖しい……二人が二人、いきちゃいられないような罪人とがにんになるじゃないか。」
片男波 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)