“好文木”の読み方と例文
読み方割合
こうぶんぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好文木こうぶんぼくとは若殿様を指した言葉ではないかと存じますと申すは、お下屋敷を梅の御殿と申しますからの事で、梅の異名いみょうを好文木と申せば、若殿紋之丞様の事ではないかと存じます
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
... 此の花はたちま散果ちりはて可申もうすべくじく其許そこもとさまへつぼみのまゝ差送さしおくり候」はて…分らん…「差送候間御安意ごあんい為め申上候、好文木こうぶんぼくは遠からず枯れ秋の芽出しに相成候事、ことに安心つかまつり候、余は拝面之上匇々そう/″\已上いじょう、別して申上候は」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)