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ゆきなや
ふりがな文庫
“ゆきなや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
行悩
85.7%
行惱
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行悩
(逆引き)
猟夫
(
かりゅうど
)
や
樵夫
(
きこり
)
の荒くれ男ですら
之
(
これ
)
を魔所と唱えて、昼も
行悩
(
ゆきなや
)
む
三方崩
(
さんぽうくず
)
れの悪所絶所を、女の弱い足で夜中に越そうと云うのは、余りに無謀で大胆であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
指す
方
(
かた
)
もあらでありくともなく
歩
(
ほ
)
をうつすに、
頭
(
かしら
)
ふらふらと足の
重
(
おも
)
たくて
行悩
(
ゆきなや
)
む、前に
行
(
ゆ
)
くも、後ろに帰るも皆
見知越
(
みしりごし
)
のものなれど、
誰
(
たれ
)
も取りあはむとはせで
往
(
ゆ
)
きつ
来
(
きた
)
りつす。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆきなや(行悩)の例文をもっと
(6作品)
見る
行惱
(逆引き)
越前
(
ゑちぜん
)
の
府
(
ふ
)
、
武生
(
たけふ
)
の、
侘
(
わび
)
しい
旅宿
(
やど
)
の、
雪
(
ゆき
)
に
埋
(
うも
)
れた
軒
(
のき
)
を
離
(
はな
)
れて、二
町
(
ちやう
)
ばかりも
進
(
すゝ
)
んだ
時
(
とき
)
、
吹雪
(
ふゞき
)
に
行惱
(
ゆきなや
)
みながら、
私
(
わたし
)
は——
然
(
さ
)
う
思
(
おも
)
ひました。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆきなや(行惱)の例文をもっと
(1作品)
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