“さまざま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
種々82.8%
様々13.8%
様様1.7%
複雑1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠い日本古代の婦人に見るような、あの幸福で自己をたのむことが厚い、種々さまざまな美しい性質の多くは隠れてしまった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかし、半蔵の思い立って来たことは種々さまざまな情実やこれまでの行きがかりにのみ拘泥こうでいすべきことではなかった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
またはわざ高利こうりにてその金を預り、または元値もとねを損して安物を売る等、様々さまざまの手段を用いてこれに近づくときは
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
胡桃くるみ白樺しらかんばつゑをついて十字架クルス背負しよつてゐるが、その十字架クルスいろ様々さまざまだ。
のぞきす。——様様さまざまのくらき呼声よびごゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「——このように一面の琵琶が複雑さまざまな音を生みまする。わたくしは禿かむろの頃から、琵琶の体が、不思議で不思議でなりませんでした。そしてついには、自分で琵琶をこわし、また自分で琵琶を作ってみたりするうちに、おろかなわたくしにも、とうとう琵琶の体のうちにある琵琶の心を見つけました」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)