“様様”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さま/″\33.3%
さまさま33.3%
さまざま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弱い朝日の光が霧を透すので青青あをあをとした水が、紫を帯び、其れに前の家家いへいへの柱や欄干や旗やゴンドラを繋ぐくひなどが様様さま/″\の色を映してるのがたまらなく美しい。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
一方に幾つかのまる屋根と様様さまさまの色大理石を用ひた幾十の柱と五つの扉とを外にしたサン・マルコの大寺院が金碧朱白きんぺきしゆはくの沈雅なおもむきをした外壁ぐわいへきの絵を、前に立つた三つの大きなはたの上に光らせて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
のぞきす。——様様さまざまのくらき呼声よびごゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)