“青青”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおあお40.0%
あをあを20.0%
あを/\20.0%
せいせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青青あおあおとしたやなぎのえだが風になびいて、そのなかで小鳥がないたり、ちょうちょうがったりしていました。
浦島太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
見ると牧場まきばの柵の様な低い木の門が其処そこにある。マロニエの木が隙間もなく青青あをあをと両側に立つて居た。しかし人の通ふ道の上には草が多く生へて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
市の外れにある離宮センブルンは仏蘭西フランスのヹルサイユを真似まねたものであるが、芝草の青青あを/\とした三笠山の様な丘の上にある層楼そうらうの石の色を夕暮に見上げた感じは好かつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)