“層楼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうらう50.0%
そうろう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市の外れにある離宮センブルンは仏蘭西フランスのヹルサイユを真似まねたものであるが、芝草の青青あを/\とした三笠山の様な丘の上にある層楼そうらうの石の色を夕暮に見上げた感じは好かつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
こんどの元宵節げんしょうせつを機して、梁山泊のともがらが、その一芸一能と変幻出没な化身けしんのもとに、上下、あらゆる面の人中へ浸々しんしんまぎれ入っていたには相違なく、北京城頭の三層楼そうろうにあがった炎は
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)