層楼そうろう)” の例文
こんどの元宵節げんしょうせつを機して、梁山泊のともがらが、その一芸一能と変幻出没な化身けしんのもとに、上下、あらゆる面の人中へ浸々しんしんまぎれ入っていたには相違なく、北京城頭の三層楼そうろうにあがった炎は
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)