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あおあお
ふりがな文庫
“あおあお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
青々
68.4%
蒼々
23.2%
碧々
4.2%
青青
2.1%
緑々
1.1%
蒼蒼
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青々
(逆引き)
虫ばんだが一段高く、かつ幅の広い、
部厚
(
ぶあつ
)
な
敷居
(
しきい
)
の内に、縦に
四畳
(
よじょう
)
ばかり敷かれる。壁の
透間
(
すきま
)
を
樹蔭
(
こかげ
)
はさすが、
縁
(
へり
)
なしの
畳
(
たたみ
)
は
青々
(
あおあお
)
と新しかった。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あおあお(青々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蒼々
(逆引き)
山岸の一方が
淵
(
ふち
)
になって
蒼々
(
あおあお
)
と
湛
(
たた
)
え、こちらは浅く瀬になっていますから、私どもはその瀬に立って糸を淵に投げ込んで釣るのでございます。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
あおあお(蒼々)の例文をもっと
(22作品)
見る
碧々
(逆引き)
眼の下
遥
(
はる
)
かの下界に当たって、
碧々
(
あおあお
)
と
湛
(
たた
)
えられた大湖水、すなわち
諏訪
(
すわ
)
の湖水であって、
彼方
(
かなた
)
の岸に壁白く石垣高く
聳
(
そび
)
えているのは三万石は諏訪
因幡守
(
いなばのかみ
)
の高島城の天主である。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あおあお(碧々)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
青青
(逆引き)
「ああ、ひろい田んぼが見えて、
青青
(
あおあお
)
した空がながめられて、ひさしぶりでいい
心持
(
こころも
)
ちだ。わたしはここでしばらく
日向
(
ひなた
)
ぼっこをしているから、そのあいだにお前はお社へおまいりしてくるといいよ」
たにしの出世
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
あおあお(青青)の例文をもっと
(2作品)
見る
緑々
(逆引き)
屋敷のあとは
鋤
(
す
)
きかえされて、今は
陸稲
(
おかぼ
)
が
緑々
(
あおあお
)
と茂って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
あおあお(緑々)の例文をもっと
(1作品)
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蒼蒼
(逆引き)
あるものは悩ましげな藍いろの半洋服で、あるものは膝よりも白い
頸
(
くび
)
をさしつらぬいて、
蒼蒼
(
あおあお
)
した水の上に、何らの波紋もなく、しんとして映っているのであった。
幻影の都市
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
あおあお(蒼蒼)の例文をもっと
(1作品)
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