トップ
>
部厚
ふりがな文庫
“部厚”の読み方と例文
読み方
割合
ぶあつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶあつ
(逆引き)
ギーッ、ギーッという音に、
不図
(
ふと
)
気がついたのは例の熊岡警官だった。彼は
部厚
(
ぶあつ
)
な
犯罪文献
(
はんざいぶんけん
)
らしいものから、顔をあげて入口を見た。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ギラリと、抜いた、
幅広
(
はばひろ
)
、
部厚
(
ぶあつ
)
の太刀を、ぐうッと、上段に引き上げて、鉄棒のように硬く長いからだを、ずいずいと進めて来た。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
虫ばんだが一段高く、かつ幅の広い、
部厚
(
ぶあつ
)
な
敷居
(
しきい
)
の内に、縦に
四畳
(
よじょう
)
ばかり敷かれる。壁の
透間
(
すきま
)
を
樹蔭
(
こかげ
)
はさすが、
縁
(
へり
)
なしの
畳
(
たたみ
)
は
青々
(
あおあお
)
と新しかった。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
部厚(ぶあつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
“部”で始まる語句
部屋
部
部分
部落
部屋住
部下
部室
部署
部曲
部屋頭
検索の候補
厚浅部
“部厚”のふりがなが多い著者
宮武外骨
火野葦平
三上於菟吉
内田魯庵
中里介山
海野十三
泉鏡花
江戸川乱歩
北大路魯山人