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ぶあつ
ふりがな文庫
“ぶあつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
分厚
63.3%
部厚
36.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
分厚
(逆引き)
といっても、
分厚
(
ぶあつ
)
な
蓋
(
ふた
)
がへだてているのでその
意味
(
いみ
)
はわからないが、なにせよ、人間の声がうずまいているのは
想像
(
そうぞう
)
される。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その火鉢は幾分か背を高くかつ
分厚
(
ぶあつ
)
に
拵
(
こしら
)
えたものであったけれども、大きさから云うと、
普通
(
なみ
)
の箱火鉢と同じ事なので二人向い合せに手を
翳
(
かざ
)
すと
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぶあつ(分厚)の例文をもっと
(19作品)
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部厚
(逆引き)
虫ばんだが一段高く、かつ幅の広い、
部厚
(
ぶあつ
)
な
敷居
(
しきい
)
の内に、縦に
四畳
(
よじょう
)
ばかり敷かれる。壁の
透間
(
すきま
)
を
樹蔭
(
こかげ
)
はさすが、
縁
(
へり
)
なしの
畳
(
たたみ
)
は
青々
(
あおあお
)
と新しかった。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
部厚
(
ぶあつ
)
の芳名録には、一流の道場主が続々と名前を書いてくれるから、次に訪ねられた道場では、その連名だけで
脅
(
おどか
)
される。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ぶあつ(部厚)の例文をもっと
(11作品)
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