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へきへき
ふりがな文庫
“へきへき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
碧々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碧々
(逆引き)
碧々
(
へきへき
)
たる湖上に浮んで居るところの
朦朧
(
もうろう
)
たる山脈の間から正月二十六日の弦月が上りかけたその美しさ……
微
(
かす
)
かなる光が湖面に映って何となく
凄味
(
すごみ
)
を帯びて居りますが
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
秋空
碧々
(
へきへき
)
として澄み渡った中天にさえまさり、宵風そよぐみぎわのあたり月光しぶく弁天の森、
池面
(
いけも
)
に銀波金波きらめき散って、座頭の妻の泣く名月の夜は、今がちょうど人の出盛りでした。
右門捕物帖:18 明月一夜騒動
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
池の形は
八葉蓮華
(
はちようれんげ
)
の花の開いたごとく
八咫
(
やた
)
の鏡のうねうねとうねって居るがごとく、そうして湖中の水は澄み返って空の
碧々
(
へきへき
)
たる色と相映じ全く
浄玻璃
(
じょうはり
)
のごとき光を放って居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
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