“呼声”のいろいろな読み方と例文
旧字:呼聲
読み方割合
よびごえ66.7%
よぶこゑ16.7%
よびごへ8.3%
よびごゑ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤白マダラの犬は、主人の呼声よびごえを知らぬふりで飛び跳ねながら、並樹土堤から、今度は一散に麦畑の中へ飛び込んで来た。
麦の芽 (新字新仮名) / 徳永直(著)
○さてしばらくありてほうい/\と呼声よぶこゑとほきこゆるを家内の者きゝつけ、(ふゞきにほうい/\とよぶは人にたすけを乞ふことば也、雪中の常とす)雪吹倒ふゞきたふれぞ、それ助けよとて
駅夫えきふ呼声よびごへなんとなくしずんできこえた、もー八時近くである
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
のぞきす。——様様さまざまのくらき呼声よびごゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)