“よびごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼聲90.0%
呼声10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このをとりになるとり呼聲よびごゑは、春先はるさきから稽古けいこをしたこゑですから、たかそらはうまでよくとほりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ふたゝ海面かいめんうかでゝ、いのちかぎりにおよいでると、しばらくして、彼方かなた波上はじやうから、ひと呼聲よびごゑと、オールとがちかづいてて、吾等われら兩人りやうにんつひなさけある一艘いつそう端艇たんていすくげられたのである。
のぞきす。——様様さまざまのくらき呼声よびごゑ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)