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元値
ふりがな文庫
“元値”の読み方と例文
読み方
割合
もとね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとね
(逆引き)
または
元値
(
もとね
)
を損して安物を売る等、
様々
(
さまざま
)
の手段を用いてこれに近づくときは、役人は知らず
識
(
し
)
らずして
賄賂
(
わいろ
)
の甘き
穽
(
わな
)
に
陥
(
おちい
)
らざるを得ず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「では
棟梁
(
とうりょう
)
、
元値
(
もとね
)
に買っておくんなさい。これが誰にでも
穿
(
は
)
ける靴ならば、わたしもこんなことを言いたくはありません。が、棟梁、お
前
(
まえ
)
さんの靴は
仁王様
(
におうさま
)
の
草鞋
(
わらじ
)
も同じなんだから」
温泉だより
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
わたしから宝石を
元値
(
もとね
)
で買いとる気にちがいないと思った。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
元値(もとね)の例文をもっと
(3作品)
見る
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
値
常用漢字
小6
部首:⼈
10画
“元”で始まる語句
元
元気
元結
元来
元禄
元來
元和
元氣
元就
元亀
“元値”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
江戸川乱歩
芥川竜之介