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わざわざ
ふりがな文庫
“わざわざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
態々
74.5%
態〻
17.0%
故々
3.8%
業々
1.9%
特
0.9%
態態
0.9%
故意々々
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
態々
(逆引き)
夫
(
それ
)
から井上が何か吟味に逢うて、福澤諭吉に証人になって出て来いと
云
(
いっ
)
て、私を
態々
(
わざわざ
)
裁判所に
呼出
(
よびだ
)
して、タワイもない事を散々
尋
(
たずね
)
て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
わざわざ(態々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
態〻
(逆引き)
このことは興信所の報告にもぼんやり
匂
(
にお
)
わしてあったけれども、
腑
(
ふ
)
に落ちかねる点があったので、此方から
態〻
(
わざわざ
)
人を
遣
(
や
)
って間違いのないところを調べ上げたのである。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
わざわざ(態〻)の例文をもっと
(18作品)
見る
故々
(逆引き)
唯今
(
ただいま
)
絆創膏
(
ばんそうこう
)
を差上げます。何しろ皆書生でございますから随分乱暴でございませう。
故々
(
わざわざ
)
御招
(
おまねき
)
申しまして
甚
(
はなは
)
だ恐入りました。もう
彼地
(
あつち
)
へは御出陣にならんが
宜
(
よろし
)
うございます。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
わざわざ(故々)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
業々
(逆引き)
従者
以前
(
まえ
)
の奥様の記念として、お殿様が
業々
(
わざわざ
)
お立てなされた音楽堂でござります。
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
わざわざ(業々)の例文をもっと
(2作品)
見る
特
(逆引き)
兄長
(
このかみ
)
今夜
(
こよひ
)
菊花の
約
(
ちかひ
)
に
特
(
わざわざ
)
来る。
一〇九
酒殽
(
しゆかう
)
をもて迎ふるに、
再三
(
あまたたび
)
辞
(
いな
)
み給うて云ふ。しかじかのやうにて
約
(
ちかひ
)
に
背
(
そむ
)
くがゆゑに、
自
(
みづか
)
ら
刃
(
やいば
)
に伏して
陰魂
(
なきたま
)
百里を来るといひて見えずなりぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
夜
(
よひ
)
々里に出でて人を
害
(
わざはひ
)
するゆゑに、ちかき里人は安き心なし。我これを聞きて
一二七
捨つるに忍びず。
特
(
わざわざ
)
来りて
教化
(
けうげ
)
し、
本源
(
もと
)
の心にかへらしめんとなるを、汝我がをしへを聞くや
否
(
いな
)
や。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
わざわざ(特)の例文をもっと
(1作品)
見る
態態
(逆引き)
詩人ベランゼが住んで居た
縁故
(
えんこ
)
で記念の名を負うた「ベランゼの
並木路
(
アブニウ
)
」に臨んだ
煙草
(
たばこ
)
屋は博士が七箇月間
煙草
(
たばこ
)
を買はれた店で快濶な主人夫婦が面白いと云ふので今度も
態態
(
わざわざ
)
立寄つて
煙草
(
たばこ
)
を買はれた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
わざわざ(態態)の例文をもっと
(1作品)
見る
故意々々
(逆引き)
と
故意々々
(
わざわざ
)
手で形を
拵
(
こし
)
らえて見せ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
わざわざ(故意々々)の例文をもっと
(1作品)
見る
“わざわざ”の意味
《形容動詞》
わざわざ【態態】
ある事を、ついでではなくてただその事のためにあえて労力を割いてする様子。
する必要がないことをことさらにする様子。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
わざ/\
さまざま
わざ/″\
もと/\
ゆえ/\
ぎょうぎょう
げふ/\
さま/″\
こと
ことさ