“再三”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいさん50.0%
あまたたび16.7%
よく/\16.7%
フタタビミタビ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいちやんは、ねえさんとどてうへにもすわつかれ、そのうへることはなし、所在しよざいなさにれず、再三さいさんねえさんのんでる書物ほんのぞいてましたが、もなければ會話はなしもありませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
兄長このかみ今夜こよひ菊花のちかひわざわざ来る。一〇九酒殽しゆかうをもて迎ふるに、再三あまたたびいなみ給うて云ふ。しかじかのやうにてちかひそむくがゆゑに、みづかやいばに伏して陰魂なきたま百里を来るといひて見えずなりぬ。
受取うけとり再三よく/\見終り如何にも斯樣に委しき證據あれば概略あらましは知たりと云つゝ又熟々思案するに斯る事にかゝり居ては面倒なり山内めを呼出よびいだし渠を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
寺島良安てらじまりょうあんの『倭漢三才図会わかんさんさいずえ』巻之八十六、栗の条下に「上野下野越後及紀州熊野山中山栗小扁一歳再三フタタビミタビ其樹不大木ナラ所謂茅栗ササクリ乎」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)