“荷足舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にたりぶね80.0%
にたり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舟は、荷足舟にたりぶねぐらいな、脚の浅い舟であったが、もう壊れかけていて、水あかにひたされているとみえ、危ないほどかしいでいる。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あちこちに、一二艘の荷足舟にたりぶねがもやっていた。けれども私は嘗て、その舟の動いてるのを見たこともなければ、舟の中に人影を認めたこともない。
溺るるもの (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
海には無数の船舶が、態々さまざまの姿でもやっている。穏かな波は戯れるようにその船腹をピチャピチャめ、浮標ブイ短艇ボート荷足舟にたりなどをさも軽々と浮かべている。
死の航海 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)