“荷足船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にたりぶね90.9%
にたり9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と三百円の金を請取うけとり、前に春見から返して貰った百円の金もあるので、又作は急に大尽だいじんに成りましたから、心勇んで其の死骸をかつぎ出し、荷足船にたりぶねに載せ
きょうは朝から日本晴れという日和ひよりであったので、品川の海には潮干狩の伝馬てんま荷足船にたりぶねがおびただしく漕ぎ出した。なかには屋根船で乗り込んでくるのもあった。
半七捕物帳:32 海坊主 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
物売り船や荷足船にたりが絶えず上下しているので、すぐ感付かれてしまいそうな事——
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)