“船足”の読み方と例文
読み方割合
ふなあし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きさは鉄嶺丸てつれいまるとほぼ同じぐらいに思われるが、船足ふなあしがだいぶのろいと見えて、しばらくのにもうこれほどおっつかれたのである。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
日本の海岸をはなれて、船足ふなあしで、わずか二日か三日ぐらいのところに、そんな島があるとは、おかしな話です。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この北の道はかなり骨の折れる航路で、船足ふなあしも早くなければならず、途中で船を修繕する所が必要であった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)