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船足
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ふなあし
ふりがな文庫
“
船足
(
ふなあし
)” の例文
大きさは
鉄嶺丸
(
てつれいまる
)
とほぼ同じぐらいに思われるが、
船足
(
ふなあし
)
がだいぶ
遅
(
のろ
)
いと見えて、しばらくの
間
(
ま
)
にもうこれほど
追
(
おっ
)
つかれたのである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
日本の海岸をはなれて、
船足
(
ふなあし
)
で、わずか二日か三日ぐらいのところに、そんな島があるとは、おかしな話です。
豆潜水艇の行方
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この北の道はかなり骨の折れる航路で、
船足
(
ふなあし
)
も早くなければならず、途中で船を修繕する所が必要であった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
波も静かでねぶりすりすり、
簑鞘
(
みのさや
)
はずす。空のすんばり、荒崎沖よ。
明星
(
あけぼし
)
出
(
いず
)
れば
船足
(
ふなあし
)
遅い。遅い船足たのしり沖よ。これでなるまい、
楫
(
かじ
)
をかきかきおとじをはずす。おとじはずせば法木の前よ。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“船”で始まる語句
船
船橋
船室
船首
船頭
船渠
船長
船尾
船乗
船暈