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にたりぶね
ふりがな文庫
“にたりぶね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
荷足船
71.4%
荷足舟
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荷足船
(逆引き)
「そうして夜になると、五艘ばかりの
荷足船
(
にたりぶね
)
で、水門からなにか邸内へ運び込むのです、夜の十時過ぎから、夜明け前三時ごろまで、休みなしに運び込んでいました」
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「へえい。なにしろ、高手小手にくくされたまま、おっぽり込まれたんで、危うくおぼれようとしたところを、うまいこと
荷足船
(
にたりぶね
)
が通り合わせて、拾いあげてくれたんですよ」
右門捕物帖:14 曲芸三人娘
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
にたりぶね(荷足船)の例文をもっと
(10作品)
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荷足舟
(逆引き)
それどころか、これこそ大犯罪のいとぐちと異常な興奮をさえ感じて、早速附近を漕いでいた
荷足舟
(
にたりぶね
)
の船頭に命じ、その異様な生首舟を拾い上げさせた。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
五人の
人数
(
にんず
)
を要する上に、一度
櫂
(
かい
)
を揃えて漕出せば、疲れたからとて一人勝手に
止
(
や
)
める訳には行かないので、
横着
(
おうちゃく
)
で
我儘
(
わがまま
)
な
連中
(
れんじゅう
)
は、ずっと気楽で旧式な
荷足舟
(
にたりぶね
)
の方を選んだ。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
にたりぶね(荷足舟)の例文をもっと
(4作品)
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