“こみい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
込入52.9%
複雑29.4%
混入17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外の込入こみいった料理は面倒な代りにアラが知れませんけれどもビフテキの味を出すのが料理人の一番むずかしい仕事です。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
是寺このてらの広く複雑こみいつた構造たてかたといつたら、何処どこ奈何どういふ人が泊つて居るか、其すらくは解らない程。平素ふだんは何の役にも立ちさうも無い、陰気な明間がいくつとなく有る。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたしも此家ここの先生へ用があって来たけれど、お前に会ってみれば御用済みだよ、さあ一緒に帰りましょう、いろいろその後は混入こみいった事情もあるんだから、さあ帰りましょう