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混入
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こみい
ふりがな文庫
“
混入
(
こみい
)” の例文
けい 私も夕方までには帰れるつもりでいたのだけれど話が
混入
(
こみい
)
ってくればそう予定通りにはゆかないものだから。
女の一生
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
わたしも
此家
(
ここ
)
の先生へ用があって来たけれど、お前に会ってみれば御用済みだよ、さあ一緒に帰りましょう、いろいろその後は
混入
(
こみい
)
った事情もあるんだから、さあ帰りましょう
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
寺にいたこともあるという——何しろ経歴の
混入
(
こみい
)
っている人物で、その
強
(
したた
)
か
者
(
もの
)
ということは、彼が美濃一国に
蟠踞
(
ばんきょ
)
してから、まだ、一尺の地も、外敵に譲らないのを見てもわかる。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんなふうに後光の射すほど、老女の隠れた勢力を信用しているものもあれば、また一説には、ナニあれはそんな
混入
(
こみい
)
った威権を笠にきている女ではない、単に一種の女丈夫であるに過ぎない。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“混入”の意味
《名詞》
混入(こんにゅう)
混ぜ入れること。混じり入ること。
(出典:Wiktionary)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“混”で始まる語句
混
混沌
混淆
混血児
混雑
混凝土
混合
混雜
混濁
混乱