“かうざう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
構造25.0%
幸藏25.0%
搆造25.0%
行三25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論もちろん外形ぐわいけいあらはれてもなにいぶかしいてんはないが、すこしくわたくし異樣ゐやうおぼえたのは、さう噸數とんすう一千とんくらゐにしてはその構造かうざうあまりに堅固けんごらしいのと
以上いじやうで、敬愛けいあいする讀者どくしや諸君しよくん髣髴ほうふつとして、このてい構造かうざうそのおどろくべき戰鬪力せんとうりよくについて、ある想像さうざう腦裡こゝろえがかれたであらう。
つれさきへ東町の自身番へいつて淺草三間町の虎松をよんおけおれは坂本へ鳥渡ちよつとまはつてゆくからと申付て立出れば手先てさき幸藏かうざうは脇差を風呂敷ふろしきつゝみ治助を同道して東町の自身番じしんばんへ來り虎松とらまつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
下るに讃岐守殿委細ゐさい尋問有りしかばお專一々申上る時又うしろ控居ひかへゐるは何者ぢやと有るにおせん彼は私ちゝ與惣次と申者の由申上げしに讃岐守さぬきのかみ殿近習太田幸藏かうざうを呼ばれ其方は後に止り此者どもを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
第一種の方には略製りやくせいにして胸部の搆造かうざうつまびらかならざるものも有れど大概は右にべしが如くなるべし。兩種共樣々の模樣もやう有り。殊に渦卷うづまき形を多しとす。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
二種の帽子ばうしの形状は右にべたる通りなるが、實物じつぶつ搆造かうざうは果して如何なりしかは未だ考定の材料ざいれうを有せず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
小字をさななは英三郎、中ごろ行三かうざう、後英琢と称した。忠琢四十四歳の時の子で、その生れた時章斎は十五歳であつた。宗琢は何歳であつたか不詳である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「七日。(十二月。)晴。津山へ行飲ゆきのむ行三かうざう挙家きよか一昨日引越著に付。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)