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構造
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かまえ
ふりがな文庫
“
構造
(
かまえ
)” の例文
牢獄
(
ひとや
)
のような大きな
構造
(
かまえ
)
の家が
厳
(
いか
)
めしい
塀
(
へい
)
を連ねて、どこの家でも広く取り囲んだ庭には
欝蒼
(
うっそう
)
と茂った樹木の間に春は梅、桜、桃、
李
(
すもも
)
が咲き
揃
(
そろ
)
って
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
そして
構造
(
かまえ
)
の大きな農家らしき家の前に来ると、庭先で「左様なら」と挨拶して
此方
(
こちら
)
へ来る女がある、その声が
如何
(
いか
)
にもお
正
(
しょう
)
に似ているように思われ、つい立ちどまって
居
(
お
)
ると
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
この家は小さい陣屋のような
構造
(
かまえ
)
で、
門
(
もん
)
の前には細い
流
(
ながれ
)
を引き
繞
(
めぐ
)
らし、一
間
(
けん
)
ばかりの細い板橋が
架
(
わた
)
してある。家の周囲は竹藪に包まれて、
其
(
そ
)
の
藪垣
(
やぶがき
)
の間から栗の大木が七八本
聳
(
そび
)
えていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
周囲を廻れば五町もあろうか、
主屋
(
おもや
)
、
離室
(
はなれ
)
、客殿、
亭
(
ちん
)
、
厩舎
(
うまや
)
、
納屋
(
なや
)
から小作小屋まで一切を入れれば十棟余り、実に堂々たる
構造
(
かまえ
)
であったが、その主屋の一室に主人紋兵衛は
臥
(
ふ
)
せっていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“構造”の解説
構造(こうぞう、英:structure)とは、ひとつのものを作りあげている部分部分の組み合わせかた。
ひとつの全体を構成する諸要素同士の、対立・矛盾・依存などの関係の総称。複雑なものごとの 部分部分や要素要素の 配置や関係。
(出典:Wikipedia)
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“構造”で始まる語句
構造物
構造上