“上構造”の読み方と例文
読み方割合
うはこうざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聽えるものは、鐵橋の上構造うはこうざうに當る強い風の響きばかりで——天候は、宿を出た時よりも險惡になつてゐた。周圍に近い人家もなく、また防風林もないので、橋のうへはそらに向き出した。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)