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いちじかん
奇なる
哉、
更に
一時間いくらと
言ふ……
三保の
天女の
羽衣ならねど、
身にお
寶のかゝる
其の
姉さんが、
世話になつた
禮かた/″\、
親類へ
用たしもしたいから、お
差支へなくば
御一所に
また
時間も
一時間づゝきまつて
勉強するようには
出來てをりませんから、
誰でも
博物館に
行つた
人は、
自由に
勉強が
出來、
時間にしばられるといふ
窮屈な
思ひはありません。
勿論かゝる
構造で、
極めて
重量のある
鐵車の
事だから、
速力の
點に
於ては
餘り
迅速には
行かぬ、
平野ならば、
一時間平均五
哩以上進行する
事が
出來るであらうが、
極く
勾配の
激しい
坂道では