“白芙蓉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくふよう62.5%
しろふよう25.0%
びゃくふよう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上がり口に白芙蓉はくふようが五六輪、夕暮の秋を淋しく咲いている。見上げるむこうでは阿蘇あその山がごううごううと遠くながら鳴っている。
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ろうやかにはあれど、客どものために、厨で立ち働いていたままの水仕みずしすがた、白芙蓉しろふようの花にも似て——』
その容貌かんばせの白さはおののく白芙蓉びゃくふようの花そのままだった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)