“はくふよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
白芙蓉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつを売りむしろを織っていた逆境の時代——黄河のほとりにたって、洛陽船らくようぶねを待ち、母のみやげにと茶を求めて帰る旅の途中、曠野でめぐり逢った白芙蓉はくふようという佳人が、いまの糜夫人であった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
双無塩ふたりのあくぢよひとり西施せいしかたるは蒹葭けんが玉樹ぎよくじゆによるが如く、皓歯しろきは燦爛ひか/\としてわらふは白芙蓉はくふようの水をいでゝ微風びふううごくがごとし。