“芙蓉間詰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふようのまづ50.0%
ふようのまづめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれは貴様も知っている通り、駒井甚三郎の寵物かこいものだ、駒井は甲州勤番支配で三千石の芙蓉間詰ふようのまづめの直参じきさんだが、ここへ持ち出したのは大諸侯だ」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
甲府の勤番支配は三千石高の芙蓉間詰ふようのまづめであります。その下には与力よりきが十名と同心が五十人ずつあって、五百石以下の勤番が二百人は甲府の地に居住しています。