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ふえう
ふりがな文庫
“ふえう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
芙蓉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芙蓉
(逆引き)
此
(
この
)
島
(
しま
)
を
出發
(
しゆつぱつ
)
したらもう
締
(
しめ
)
たものだ、
一時間
(
いちじかん
)
百海里
(
ひやくかいり
)
前後
(
ぜんご
)
の
大速力
(
だいそくりよく
)
は、
印度洋
(
インドやう
)
を
横切
(
よこぎ
)
り、
支那海
(
シナかい
)
を
※
(
す
)
ぎ、
懷
(
なつ
)
かしき
日本海
(
につぽんかい
)
の
波上
(
はじやう
)
より、
仰
(
あほ
)
いで
芙蓉
(
ふえう
)
の
峰
(
みね
)
を
拜
(
はい
)
する
事
(
こと
)
も
遠
(
とほ
)
い
事
(
こと
)
ではあるまい。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
若
(
も
)
し
不時
(
ふじ
)
の
天變
(
てんぺん
)
が無ければ、
今
(
いま
)
より
二年
(
にねん
)
九
(
く
)
ヶ
月目
(
げつめ
)
、
即
(
すなは
)
ち
之
(
これ
)
から
三度目
(
さんどめ
)
の
記元節
(
きげんせつ
)
を
迎
(
むか
)
ふる
頃
(
ころ
)
には、
試運轉式
(
しうんてんしき
)
を
擧行
(
きよかう
)
し、
引續
(
ひきつゞ
)
いて
本島
(
ほんとう
)
を
出發
(
しゆつぱつ
)
して、
懷
(
なつ
)
かしき
芙蓉
(
ふえう
)
の
峯
(
みね
)
を
望
(
のぞ
)
む
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
ませう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
それより
二隻
(
にせき
)
相
(
あひ
)
並
(
なら
)
んで、
海原
(
うなばら
)
遠
(
とう
)
く
幾千里
(
いくせんり
)
、
頓
(
やが
)
て、
芙蓉
(
ふえう
)
の
峯
(
みね
)
の
朝日
(
あさひ
)
影
(
かげ
)
を
望
(
のぞ
)
み
見
(
み
)
る
迄
(
まで
)
の、
壯快
(
さうくわい
)
なる
想像
(
さうぞう
)
を
胸
(
むね
)
に
描
(
えが
)
き、
暮
(
く
)
れては、
海風
(
かいふう
)
穩
(
おだや
)
かなる
艦橋
(
かんけう
)
のほとり、
濱島武文
(
はまじまたけぶみ
)
や
春枝夫人等
(
はるえふじんら
)
と
相
(
あひ
)
語
(
かた
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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