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結搆
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けつこう
ふりがな文庫
“
結搆
(
けつこう
)” の例文
蒲團
(
ふとん
)
やの
時代
(
じだい
)
から
左
(
さ
)
のみの
男
(
をとこ
)
と
思
(
おも
)
はなんだがあれこそは
死花
(
しにばな
)
、ゑらさうに
見
(
み
)
えたといふ、
何
(
なに
)
にしろ
菊
(
きく
)
の
井
(
ゐ
)
は
大損
(
おほぞん
)
であらう、
彼
(
か
)
の
子
(
こ
)
には
結搆
(
けつこう
)
な
旦那
(
だんな
)
がついた
筈
(
はづ
)
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あのお
捨坊
(
ステばう
)
を半年学校へやつて御覧、それこそあの
児
(
こ
)
の
為
(
ため
)
にどの位
結搆
(
けつこう
)
なことだつたか
知
(
しれ
)
ませんよ、第一読書のことも少しは覚えられる、また
色
(
いろ
)
/\身の
為
(
ため
)
になる
結搆
(
けつこう
)
なお話しもきける
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
何にしろ菊の井は大損であらう、かの子には
結搆
(
けつこう
)
な旦那がついた
筈
(
はづ
)
、取にがしては残念であらうと人の
愁
(
うれ
)
ひを
串談
(
じようだん
)
に思ふものもあり、諸説みだれて取止めたる事なけれど
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
いとゞしく
御不愍
(
ごふびん
)
がり
扨
(
さて
)
は
親
(
おや
)
も
無
(
な
)
き
人
(
ひと
)
か
憐
(
あは
)
れのことや
先
(
まづ
)
庭口
(
にはぐち
)
より
我
(
わ
)
が
部屋
(
へや
)
まで
來
(
こ
)
よ
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
も
聞
(
き
)
きたしとて
連
(
つ
)
れ
給
(
たま
)
ひぬ
今
(
いま
)
こそ
目馴
(
めな
)
れたれ
御座敷
(
おざしき
)
の
結搆
(
けつこう
)
お
庭
(
には
)
のたゝずまひ
華族
(
くわぞく
)
さまにやと
疑
(
うた
)
がひしは
一
(
いつ
)
に
孃
(
ぢやう
)
さまの
御言語容姿
(
おものごし
)
にも
依
(
よ
)
りし
物
(
もの
)
か
其
(
その
)
お
美
(
うつ
)
くしき
孃
(
ぢやう
)
さま
御親切
(
ごしんせつ
)
にも
女子同志
(
をなごどうし
)
は
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
搆
漢検1級
部首:⼿
13画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結果
結城
結納
結目
結綿
結縁