“握鮓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にぎり50.0%
にぎりずし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女「誠に今日こんにちはお生憎あいにく様、握鮓にぎりばかりでなんにも出来ません、お吸物も、なんでございます、詰らない種でございますから、海苔のりでも焼いて上げましょうか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私と同様出京して正則せいそく英語学校に通っていた従弟いとこが、ある日日本橋を歩いていて握鮓にぎりずしの屋台に入り、三つばかり食ってから、蝦蟇口がまぐちに二銭しかなくて苦しんだ話をしたことがある。
三筋町界隈 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)