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握
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と
ふりがな文庫
“
握
(
と
)” の例文
ここにその神の髮を
握
(
と
)
りて、その室の
椽
(
たりき
)
ごとに結ひ著けて、
五百引
(
いほびき
)
の
石
(
いは
)
一二
を、その室の戸に取り
塞
(
さ
)
へて、その
妻
(
みめ
)
須世理毘賣を負ひて
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
子供は、早速考えついて、
後方
(
うしろ
)
に居並んでいたベンチを一つ引摺って来て黒板の下に置いて、それを足場としてその上に立って、白墨を
握
(
と
)
って用意した。
点
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
戰
(
をのゝ
)
く指を
握
(
と
)
られなば
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
かく設け備へて、その御子を
抱
(
うだ
)
きて、城の外にさし出でたまひき。ここにその
力士
(
ちからびと
)
ども、その御子を取りまつりて、すなはちその
御祖
(
みおや
)
を
握
(
と
)
りまつらむとす。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
無数の
小
(
ちいさ
)
い
塵埃
(
ほこり
)
は一つ一つ光って明るい海を泳いでいた。吉太は慌ててその皿を奪うように
握
(
と
)
ると
垢染
(
あかじみ
)
た懐の中に隠してしまった。軒の柱には、黒い鳥が籠の中に入って懸っている。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そこでその大神の髮を
握
(
と
)
つてその室の屋根のたる木ごとに結いつけて、大きな巖をその室の戸口に塞いで、お妃のスセリ姫を
背負
(
せお
)
つて、その大神の寶物の
大刀
(
たち
)
弓矢
(
ゆみや
)
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
歳
(
ほし
)
は大糜に
次
(
やど
)
り、月は夾鐘に
踵
(
あた
)
り
三
、清原の大宮にして、昇りて天位に
即
(
つ
)
きたまひき。道は軒后に
軼
(
す
)
ぎ、徳は周王に
跨
(
こ
)
えたまへり。乾符を
握
(
と
)
りて六合を
摠
(
す
)
べ、天統を得て八荒を
包
(
か
)
ねたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
握
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“握”を含む語句
握飯
把握
一握
握手
握拳
掌握
引握
手握
握力
握鮓
焼握飯
握〆
握太
握緊
塩握飯
握占
八握髭
馬鹿握
黄粉握飯
握蘭集
...