“青札”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおふだ33.3%
いのしし33.3%
ジュットン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過日も横浜から例の青札あおふだを以て上等に飛込み神奈川にあがった奴がある。私は箱根帰りに丁度ちょうどその列車に乗て居て、ソット奴の手ににぎってる中等切符を見て、扨々さてさていやしい人物だと思いました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「私どものとこでお茶を召上がって、——それからまたお酒を買いにおやりになって、そのお代に青札いのししを一枚くださいましたよ。」
小僧や、ここへ来いギャルソン・ヴィヤン・イシイ! 小僧や、ここへ来いギャルソン・ヴィヤン・イシイ!」と、けたたましく連呼したが、青札ジュットンは急につんぼにでもなったのか、泰然自若として身動き一つするでもなく