トップ
>
にぎ
ふりがな文庫
“にぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ニギ
語句
割合
賑
63.7%
握
33.2%
把
1.2%
和
0.9%
掴
0.7%
饒
0.2%
殷
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賑
(逆引き)
酒席にあっては、いつも
賑
(
にぎ
)
やかな人であるだけに、その夜の浮かぬ顔つきは目立った。やっぱり何かあったのだな、と私は確信した。
故郷
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
にぎ(賑)の例文をもっと
(50作品+)
見る
握
(逆引き)
此君
(
このきみ
)
にして
此臣
(
このしん
)
あり、
十萬石
(
じふまんごく
)
の
政治
(
せいぢ
)
を
掌
(
たなそこ
)
に
握
(
にぎ
)
りて
富國強兵
(
ふこくきやうへい
)
の
基
(
もと
)
を
開
(
ひら
)
きし、
恩田杢
(
おんだもく
)
は、
幸豐公
(
ゆきとよぎみ
)
の
活眼
(
くわつがん
)
にて、
擢出
(
ぬきんで
)
られし
人
(
ひと
)
にぞありける。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
にぎ(握)の例文をもっと
(50作品+)
見る
把
(逆引き)
その時或る説明しがたい心持で、身構へて
把
(
にぎ
)
つて居た自分の杖をふり上げると、自分の前で何事も知らずに尾を振つてゐる自分の犬を、彼は
強
(
したた
)
かに打ち下した。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
にぎ(把)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
和
(逆引き)
「にぎ」は「
和
(
にぎ
)
」であり、「て」は「
栲
(
たへ
)
」即ち梶で、「
和
(
なごや
)
かな
梶布
(
かじぬの
)
」のことである。布帛であるが、こゝに梶紙の濫膓があつたと思へる。弊帛即ち「みてぐら」に白紙を用ゐ始めてから既に久しい。
和紙の教へ
(新字旧仮名)
/
柳宗悦
(著)
にぎ(和)の例文をもっと
(5作品)
見る
掴
(逆引き)
銭さえ払えば
可
(
い
)
いとして、船頭やい、船はどうする、と嘉吉が云いますと、ばら銭を
掴
(
にぎ
)
った
拳
(
こぶし
)
を
向顱巻
(
むかうはちまき
)
の上さ突出して、半だ半だ、何、船だ。船だ船だ、と夢中でおります。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
にぎ(掴)の例文をもっと
(4作品)
見る
饒
(逆引き)
こんなことを考えて見ると、寂しくてはかない気もするが、すぐに其は、自身と関係のないことのように、心は
饒
(
にぎ
)
わしく和らいで来て、為方がなかった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
横佩家の郎女が、
称讃浄土仏摂受経
(
しょうさんじょうどぶつしょうじゅぎょう
)
を写しはじめたのも、其頃からであった。父の心づくしの贈り物の中で、一番、姫君の心を
饒
(
にぎ
)
やかにしたのは、此新訳の
阿弥陀経
(
あみだきょう
)
一巻
(
いちかん
)
であった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
にぎ(饒)の例文をもっと
(1作品)
見る
殷
(逆引き)
大きい大きいニッケル湯沸しの横に愛嬌のいい小母さんが立って一杯三
哥
(
カペイキ
)
(三銭)のお茶をのませ、菓子などを売る喫茶部は
殷
(
にぎ
)
やかな話し声笑い声に満ちている。
ドン・バス炭坑区の「労働宮」:ソヴェト同盟の労働者はどんな文化設備をもっているか
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
にぎ(殷)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
つか
あえ
あが
あは
あわ
おとな
かず
くわ
くわをなす
こた