にぎ)” の例文
今豊臣のまつりごと久しからずとも、万民ばんみん一五三にぎははしく、戸々ここ一五四千秋楽をうたはん事ちかきにあり。君がのぞみにまかすべしとて八字の句をうたふ。そのことばにいはく
「にぎ」は「にぎ」であり、「て」は「たへ」即ち梶で、「なごやかな梶布かじぬの」のことである。布帛であるが、こゝに梶紙の濫膓があつたと思へる。弊帛即ち「みてぐら」に白紙を用ゐ始めてから既に久しい。
和紙の教へ (新字旧仮名) / 柳宗悦(著)
にぎみ魂楽しみ思へば苦しくもただに言はまくことすらも無し
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
にぎたま、またやはせ、ただにやすらと
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
にぎたま、またやはせ、ただにやすらと
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
よく觀よ、にぎたま
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
よく観よ、にぎたま
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)