“和合”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
わごう	42.9%
わがふ	28.6%
コンコード	14.3%
なかよく	14.3%

わごう

例へば雅樸なる句をものするには甚だ句調の和合（わごう）に長じながら、婉麗（えんれい）なる句をものするには句調全く和合せざる事あり。能（よ）く能く注意研究を要す。

俳諧大要 (新字旧仮名) ／ 正岡子規(著)

わがふ

夫婦（ふうふ）は和合（わがふ）同棲（どうせい）といふ點（てん）に於（おい）て、人並（ひとなみ）以上（いじやう）に成功（せいこう）したと同時（どうじ）に、子供（こども）にかけては、一般（いつぱん）の隣人（りんじん）よりも不幸（ふかう）であつた。

門 (旧字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)

コンコード

和合（コンコード）の間へ御案内！　お客さまのお鞄（かばん）と熱いお湯を和合（コンコード）の間へな。お客さまのお長靴は和合（コンコード）の間でお脱がせ申すんだぞ。

二都物語：01 上巻 (新字新仮名) ／ チャールズ・ディケンズ(著)

なかよく

一　一家和合（なかよく）して先祖を祭り老人（としより）を敬うべし

みみずのたはこと (新字新仮名) ／ 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)

“和合”の意味

《名詞》
和 合（わごう）

二種類以上のものを混ぜ合わせること。また、二種類以上のものが合わさること。

打ち解け合うこと。

結婚すること。
(出典:Wiktionary)

和	常用漢字 小３ 部首:⼝ 8画
合	常用漢字 小２ 部首:⼝ 6画