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塵労
ふりがな文庫
“塵労”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんろう
71.4%
ぢんらう
14.3%
わずらい
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんろう
(逆引き)
全然何の理由もないのに?——
塵労
(
じんろう
)
に疲れた彼の前には今でもやはりその時のように、薄暗い藪や坂のある路が、細細と一すじ断続している。…………
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
塵労(じんろう)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぢんらう
(逆引き)
全然何の理由もないのに?——
塵労
(
ぢんらう
)
に疲れた彼の前には今でもやはりその時のやうに、薄暗い藪や坂のある路が、細々と一すぢ断続してゐる。……
トロツコ
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
塵労(ぢんらう)の例文をもっと
(1作品)
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わずらい
(逆引き)
しかし今から金持になるのは
迂闊
(
うかつ
)
な彼に取ってもう遅かった。偉くなろうとすればまた色々な
塵労
(
わずらい
)
が邪魔をした。その塵労の種をよくよく調べて見ると、やっぱり金のないのが大源因になっていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
塵労(わずらい)の例文をもっと
(1作品)
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“塵労”の意味
《名詞》
煩悩。
俗世間の煩わしい関係や苦労。
(出典:Wiktionary)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“塵”で始まる語句
塵
塵埃
塵芥
塵塚
塵紙
塵除
塵取
塵溜
塵芥箱
塵界
“塵労”のふりがなが多い著者
倉田百三
芥川竜之介
夏目漱石
坂口安吾