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『トロツコ』
ふりがな文庫
『
トロツコ
(
トロッコ
)
』
小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まつたのは、良平の八つの年だつた。良平は毎日村外れへ、その工事を見物に行つた。工事を——といつた所が、唯トロツコで土を運搬する——それが面白さに見に行つたのである。 トロツコの上には土工が二人、土を積ん …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「大観」1922(大正11)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抛
(
はふ
)
煽
(
あふ
)
後
(
うしろ
)
怯
(
お
)
周囲
(
まはり
)
触
(
さは
)
断
(
ことわ
)
上
(
かみ
)
呆気
(
あつけ
)
村外
(
むらはづ
)
喘
(
あへ
)
塵労
(
ぢんらう
)
直
(
すぐ
)
良平
(
りやうへい
)
端
(
はし
)
筈
(
はず
)
紛
(
まぎ
)
袢纏
(
はんてん
)
緩
(
ゆる
)
繕
(
つくろ
)
挾
(
はさ
)
褒
(
ほ
)
訣
(
わけ
)
赤錆
(
あかさび
)
跳
(
は
)
辷
(
すべ
)
途
(
みち
)
門口
(
かどぐち
)
難有
(
ありがた
)
孕
(
はら
)
人気
(
ひとけ
)
仄
(
ほの
)
佇
(
たたず
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
俯向
(
うつむ
)
勾配
(
こうばい
)
午
(
ひる
)
啜
(
すす
)
火照
(
ほて
)
少時
(
しばらく
)
彼是
(
かれこれ
)
徐
(
おもむ
)
忽
(
たちま
)
愈
(
いよいよ
)
懐
(
ふところ
)
次手
(
ついで
)
歪
(
ゆが
)