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労
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ねぎ
ふりがな文庫
“
労
(
ねぎ
)” の例文
旧字:
勞
それが済むと、彼は始めて微笑を浮べながら、妾を
労
(
ねぎ
)
らった。それから再び外へ出て
不忍池
(
しのばずのいけ
)
を真下に見下ろす、さる静かな料亭の座敷へ連れこんだのだった。
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
弥介は、伝右衛門奮戦の際、持って居た勝頼の諏訪
法性
(
ほっしょう
)
の甲を田に落したのを拾い上げた。勝頼、惣蔵を扇で
煽
(
あお
)
いで
労
(
ねぎ
)
らい、伝右衛門の軽傷を負ったのに自ら薬をつけてやった。
長篠合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
孝孺
喪服
(
そうふく
)
して入り、
慟哭
(
どうこく
)
して
悲
(
かなし
)
み、声
殿陛
(
でんへい
)
に徹す。帝みずから
榻
(
とう
)
を
降
(
くだ
)
りて
労
(
ねぎ
)
らいて曰く、先生労苦する
勿
(
なか
)
れ。我
周公
(
しゅうこう
)
の
成王
(
せいおう
)
を
輔
(
たす
)
けしに
法
(
のっと
)
らんと欲するのみと。孝孺曰く、成王いずくにか
在
(
あ
)
ると。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
労
(
ねぎ
)
らい心で
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“労”の解説
労(ろう)とは律令制の官人が官職に勤務すること及びその勤務期間を指す。労効(ろうこう)ともいう。また、特定の官職における勤務期間を年労(ねんろう)とも称した。
(出典:Wikipedia)
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“労”を含む語句
疲労
労働者
労働
徒労
辛労
労苦
博労
塵労
足労
労力
苦労人
心労
功労
勤労
気苦労
苦労
御苦労
気労
慰労
労症
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