“成王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいおう50.0%
せいわう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子寧しねい手をもて舌血ぜっけつを探り、地上に、成王せいおう安在いずくにあるの四字を大書たいしょす。帝ますます怒りて之を磔殺たくさつし、宗族そうぞく棄市きしせらるゝ者、一百五十一人なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
嗚呼、正学先生せいがくせんせい、こゝにおいて、成王せいおういずくにりやと論じ、こゝに於て筆を地になげうってこくす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しう成王せいわうの時、倭人やまとびと暢草やうさうを献じたと「論衡ろんかう」といふ書に見えて居り、この暢草は香ひ草で、祭祀に当り、酒に和して地に注ぐと、気を高遠に達して神を降すの効ありと言はれて居た。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)