“磔殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たくさつ66.7%
はりつけ16.7%
ハタモノ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子寧しねい手をもて舌血ぜっけつを探り、地上に、成王せいおう安在いずくにあるの四字を大書たいしょす。帝ますます怒りて之を磔殺たくさつし、宗族そうぞく棄市きしせらるゝ者、一百五十一人なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
磔殺はりつけにかけられて、一旦死んでもう一度生き返つたことや、——それ位でなかつたら神さんにはなれまへんな——然し先生
磔殺ハタモノの極刑のあつたことを示した伝へは、罪人を神の前に火殺する、一種の神事と仮庪との関係を示すと共に、形は、足代の上に、屋根なしの箱槽ハコブネを置いた様だつたことを思はせる。
桟敷の古い形 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)