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磔木
ふりがな文庫
“磔木”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はたもの
66.7%
はりき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はたもの
(逆引き)
泰文は手なづけていたあぶれ者をやって、天羽を車舎にひきこむと、いつの間にそんなものを作ったのか、十字にぶっちがえた
磔木
(
はたもの
)
に縛りつけ、まず鞭で精一杯に撲りつけた。
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
黒鉄は
磔木
(
はたもの
)
に掛けられてさんざんに打たれたが、泰文の後楯があると思っているのか
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
磔木(はたもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
はりき
(逆引き)
堕落
(
だらく
)
した天使の
変化
(
へんげ
)
です。ジェズスは我々を救うために、
磔木
(
はりき
)
にさえおん身をおかけになりました。御覧なさい。あのおん姿を?
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それを何ぞや
天主
(
てんしゅ
)
ともあろうに、たとい
磔木
(
はりき
)
にかけられたにせよ、かごとがましい声を出すとは
見下
(
みさ
)
げ果てたやつでございます。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
磔木(はりき)の例文をもっと
(1作品)
見る
磔
漢検1級
部首:⽯
16画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“磔”で始まる語句
磔刑
磔
磔柱
磔刑柱
磔殺
磔仏
磔像
磔刊
磔身
磔場
“磔木”のふりがなが多い著者
久生十蘭
芥川竜之介