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磔仏
ふりがな文庫
“磔仏”の読み方と例文
読み方
割合
はりきぼとけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりきぼとけ
(逆引き)
その内に神父は祈祷をやめると、やっと
床
(
ゆか
)
から身を起した。見れば前には女が一人、何か云いたげに
佇
(
たたず
)
んでいる。
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の堂内へはただ見慣れぬ
磔仏
(
はりきぼとけ
)
を見物に来るものも
稀
(
まれ
)
ではない。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あれが
噂
(
うわさ
)
に
承
(
うけたまわ
)
った
南蛮
(
なんばん
)
の
如来
(
にょらい
)
でございますか?
倅
(
せがれ
)
の命さえ助かりますれば、わたくしはあの
磔仏
(
はりきぼとけ
)
に一生
仕
(
つか
)
えるのもかまいません。どうか
冥護
(
みょうご
)
を賜るように御祈祷をお捧げ下さいまし。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
磔仏(はりきぼとけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
磔
漢検1級
部首:⽯
16画
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
“磔”で始まる語句
磔刑
磔
磔柱
磔刑柱
磔殺
磔木
磔像
磔刊
磔身
磔台