“磔身”の読み方と例文
読み方割合
たくしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、あるいは彼が魔法を使ったのではないかと疑われたほどに、よもや人間の世界にあろうとは思われぬ奇怪な符号だった。磔身たくしんの頭から爪尖つまさきまでが、白くラン形で残されてしまったからだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)